マヤ・ヘイゼン画像
「THE JUON/呪怨」のスタッフが、04年のタイ映画「心霊写真」をベースにハリウッドで製作したスピリチュアル・スリラー「シャッター」(落合正幸監督)は、ジョシュア・ジャクソン(「ドーソンズ・クリーク」)とレイチェル・テイラー(「トランスフォーマー」)の2人が、ニューヨークの広告カメラマンとその新妻に扮し、新婚旅行で日本に訪れ、謎めいた女との恐怖を描く。
同作は、奥菜恵が初のハリウッド映画で女優復帰することで話題だが、ジャクソン演じるカメラマンの日本人アシスタント役で、ホットパンツ姿で見事な脚線美を披露している日本人女優がいる。
彼女の名前は、マヤ・ヘイゼン。東京で生まれたアメリカ人と日本人のハーフで、モデルとしても「美的」「CLASSY」「CanCam」といった日本の女性ファッション誌で活躍してきた。彼女は今、ロサンゼルスを拠点に女優活動中で、得意の英語力を武器に、ハリウッド映画「デス・トラップ」(07)、「ラッキー・ユー」(07)にも出演している。
今回は生まれ故郷である東京での撮影で、ヘイゼンは夢が叶ったともいう。「2つ夢があって、1つはハリウッド映画に出ること。もう1つは日本で撮影するハリウッド映画に出るという夢だったの。日本のモデル友達に『すごいじゃん!』って褒められたいから、頑張れたのかな」
また、日本人スタッフと外国人キャストが対峙する撮影現場では、言葉を伝える大切さを実感したとも。「撮影中は監督と役者の言葉が通じないから通訳が入るんだけど、監督が怒っていたらまったく同じ口調で通訳するの。私は両方の言葉が分かるから、通訳の方の言葉が監督や役者の方と同じ言い方をしていたからすごく伝わったし、通訳の方は監督と同じくらい大変だったんじゃないかな。最初はそれが怖くてストレスも感じたりしていたけど、他の役者さんには互いの感情がちゃんと伝わっていたので、スムーズに撮影できました」
「シャッター」は9月6日公開。